♨️Abraham♨️さん(origami_abraham)の「ちょうちょ」にチャレンジしました。
展開図を公開してくださったので、ずっとやってみたいと思っていたものです。
初めはまったく理解できず、山折り・谷折りをカラーで色分けされた図面を延々と見つめていました。
Abrahamさんが載せてくれた途中写真を頼りに、何とか1人で完成。
4つくらいの試作品を経て、やっと満足のいくクオリティになりました。
さて、今日は感想がメインです。
❶展開図折りは、おもしろい!
❷ほれぼれする構造美。
❸本番は、ホイル紙で。
では、どうぞ。
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❶展開図折りは、おもしろい!
正方形にびっしりと付けられた折り線をヒントに、1つの作品を組み上げていく「展開図折り」。
上級者の方々の間ではポピュラーですが、私はあまりやったことがありません。
今回の作品は構造がシンプルで、なおかつ最初に折るべき線がちゃんと明示されていたので、苦戦しながらも折り進めることができました。
普段は使わない思考回路をたくさん使って疲れましたが、やりがいがあって面白かったです。
この作品を足がかりに、色んな展開図にチャレンジできたらいいな。
❷ほれぼれする構造美。
今回の作品は、ハネを見てわかるように、ほとんどが「せんす」のような蛇腹構造でできています。
同じ幅で折っただけの直線的な構造から、きれいな曲線のフォルムが完成するのは、不思議なものですね。
それと、面白かったのは、胴体の構造。
左右のヒダを三角形につぶすことで角度を変え、折りたたんでいきます。
頭からおしりまで、計13箇所のヒダがあるのですが、それぞれの交点をすべて、この方法で処理しています。
そこから、一気にフラットな状態まで持っていく。この一連の流れは、やっていて声が漏れるくらい、秀逸で感動的です。
❸本番は、ホイル紙で。
いくつか作って慣れてきたところで、「もっと綺麗に折りしたい」という欲が出てきました。
普通の教育折り紙で練習していたのですが、紙の重なりが多いので、終盤はちょっと折りづらい。
そして、紙がだんだん開いてしまい、なかなか理想通りのフォルムになりません。
「厚み」「開き」
この問題に立ち向かうには、やはりホイル紙でしょう。
ホイル紙はデリケートなので、紙を酷使する胴体のところは特に気を使いましたが、5回目くらいのトライだったので、いい感じに仕上げることができました。
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というわけで、久しぶりの展開図折りチャレンジでした。
6月19日に折った「金魚」以来です。
(作者は同じ♨️Abraham♨️さん)
Abrahamさんの「金魚」で、展開図折りにチャレンジ! - まさにぃの折り紙コラム
これをきっかけに、色んな展開図にチャレンジしていけたらいいな。
なお、この「ちょうちょ」の折り方は、Abrahamさん(origami_abraham)のTwitterやnoteで公開されています。
気になる方は、ぜひチェックしてくださいね。