本日は、昨日紹介したいっくんの同級生、ちなちゃんの作品です。
当コラムでおなじみの、川崎敏和「バラ」。
いわゆる川崎ローズです。
デリケートなホイル紙でここまで折れるなんて、もう私が教えることはないでしょう(^o^)
バラが入っている箱も、彼女のお手製。
華やかな模様が、いっそう作品を引き立てていますね。
さて、本日のコラムをどうぞ。
❶ちなちゃんのレベルアップ
❷お母様方から尊敬のまなざし
❸同じものを、たくさん折ろう
では、まいりましょう。
❶ちなちゃんのレベルアップ
彼女は作品のクオリティもさることながら、折るスピードも上がった気がします。
この日作ったのは、画面右上の「青いバラ」なのですが、10分ちょっとで完成させてしまいました。
雑談している間に、気付いたらできていた感じ。
しっかりと要点を押さえつつ、力の抜きどころが分かってきたのだと思います^^
❷お母様方から尊敬のまなざし
この日は、以前ちなちゃんからバラを教わったお母様方がいらっしゃいました。
「あれから何回チャレンジしても、できないのよ!」という会話をしていたのですが…
そんな中、ちなちゃんが部屋をウロウロしているうちに、バラがもう一つ完成。
しかも使ったのは、とりわけ難度の高いホイル紙。
当たり前のようにバラを量産するちなちゃんに、お母様方はさらに実力の差を知るのでした。
(当時の様子は、8月12日の記事をご覧ください)
ちなちゃん先生、大人たちに川崎ローズを仕込むの巻 - まさにぃの折り紙コラム
❸同じものを、たくさん折ろう
同じものをずっと作り続けるのは、とってもいいことです。
もちろん、新しい題材にチャレンジするのは大事なこと。
しかし一方で、ひとつの題材の完成度を上げることも、レベルアップには欠かせません。
一度作っただけでは、技術は身につかないんですよね。
「新しく折りたいものが見つからない」と、悩んでいても、大丈夫。
そのうち、心から「これ折りたい!」と思うものに出会うでしょう。
そういう縁って、不思議とやってくるものです。
たまには肩の力を抜いて、何となーく折り紙してみるのもいいと思います^^
<テキスト紹介>
川崎敏和「折り紙夢WORLD」
バラの出典はこちら。立体のバラの中でも、比較的折りやすいと思います。
「らせん折り」がユニークな「巻き貝」など、魅力的な題材が満載な一冊です。