再び、さくBさんの作品をご紹介。
前回は「パーフェクトオリガミライフ」の「プテラノドン」。
(4月14日)
masanii-origami.hatenablog.com
今回は、「ユニコーン」。
「オリガミプラネット」という、1つ前のテキストが出典です。
ご本人のTwitterを見て、美しい姿に一目惚れ。
ユニコーン
— さくB(折り紙ユーチューバー) (@sakusaku858) April 2, 2019
創作:さくB
不切正方形1枚折り pic.twitter.com/UXCel9BeIV
思わず「折りたい!」と反応したところ、すぐに出典を教えてくださいました。
オリガミプラネットという本に折り図が載っています!https://t.co/u48fn0ZKJ6
— さくB(折り紙ユーチューバー) (@sakusaku858) April 2, 2019
紙版と電子版あるよ
優しい。
もちろん、秒でポチりました。
折るのに1時間。
ヒダのノリ付けなど、整形に30分。
時間をたっぷり使って綺麗に仕上げることができ、とっても楽しい時間を過ごすことができました。
足の先端を、あえて尖ったままにしているのも良いですよね。
フワッと浮いたような躍動感があり、エレガントな姿をいっそう引き立てています。
さて、今日はこんなお話。
❶真の「正方形」は貴重!?
❷あなたは紙派?Kindle派?
❸さらなるレベルを目指して
では、どうぞ。
♦︎♦︎♦︎
❶真の「正方形」は貴重!?
今回使った折り紙は、24cm×24cm。
まず三角に折ってみたところ、1mmほどのズレが発覚しました。
「これでは長方形じゃないか!」
とクレームをつけたくなりますが…
コレって、「折り紙あるある」じゃないですか?
15cm×15cmならあまりない(or気付かない)のですが、大きめのサイズでは、結構よく遭遇します。
さくBさんの言葉を借りると、ブック型(縦横ベース)なら、ほとんど気になりません。
しかし、ダイヤ型(ななめベース)の場合は、構造そのものが歪んでしまうんですよね。
初めにカッターで切っておくと、複雑な作品は驚くほど楽になります。
ちょっと面倒かもしれませんが、時間のある方は、ぜひやってみてください。
❷あなたは紙派?Kindle派?
ユニコーンの出典「オリガミプラネット」は、紙版と電子版(Kindle)が出ています。
いつでもどこでも見れる電子版か、親しみがあり、生徒さんにも紹介できる紙版。
今回は悩んだ末に、電子版にしました。
自宅で折ったのですが、iPhoneひとつで済むのでラクラク!
シェアしにくく、データ容量も心配という弱点もありますが、使いやすさは想像以上です。
皆さんも、一考の価値アリですよ(^o^)
❸さらなるレベルを目指して
実は、コレを折りたいと思ったのは、動機がもう一つあります。
ずっと目標にしている作品と、構造が似ているんです。
Horse/Hoang tien quyet
ベトナムの折紙作家・ホアン・ティン・クエットさんの「馬」です。
ちょうど1年前に、生徒さんからリクエストがあったのですが、ハイレベル過ぎて断念。
苦労して「50 hours of origami +」というテキストを入手したのですが、途中まで展開図折りが必要だったんですよね。
そして発見したのが、今回の「ユニコーン」。
あれ?
インサイド・アウト(裏表の色分け)の形が、よく似ているぞ。
この1年のスキルアップに加え、ユニコーンをマスターできれば、「Horse」も折れるようになるかも!?
そんなワクワクを抱えながら、全力でユニコーンに向き合ったのでした。
「Horse」の披露目はまだ先になると思いますが、必ず再チャレンジします。
乞うご期待!!
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というわけで、今日は「オリガミプラネット」より「ユニコーン」のご紹介でした!
「床にそのまま置けないので、飾りにくいかな」
と思ったのですが…
爪楊枝をつけて、カレンダーに刺すだけで、おしゃれなインテリアになりました。
メリーゴーランドみたいですね。
背景を星空にして、幻想的な雰囲気を出しても良さそうです。
レベルは高めですが、妥協のない美しいデザインは、挑戦の価値アリですよ!